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ヨーロッパ初のトカゲの足跡

image: Image 1. MUJA and China University of Geosciences scientists document Europe’s first Jurassic lizard trackways in Asturias. The excellent preservation allows two reptile trackways to be assigned to the ichnogenus Rhynchosauroides. These are the only well-documented footprints of these animals from the Late Jurassic worldwide. " / Credit: MUJA / FICYT".   view more  Credit: MUJA / FICYT

発表: 2026/3/6#生き物

ヨーロッパ初のトカゲの足跡

ジュラ紀のトカゲの足跡が発見された

最近、MUJAと中国地質大学の科学者が、ヨーロッパで初めてジュラ紀(じゅらき)のトカゲの足跡を見つけました。この発見は、スペインのアストゥリアスという場所で行われました。ジュラ紀は約2億年前から1億5000万年前の時代で、恐竜(きょうりゅう)が地球に生息していた時期です。

科学者たちは、アストゥリアスの地面に残された足跡を調べました。その結果、トカゲの足跡が確認され、これがヨーロッパで初めての発見となりました。具体的には、足跡の大きさは約20センチメートルで、トカゲが歩いていた時の様子を想像することができます。

この発見は、ジュラ紀の生物についての理解を深める手助けになります。また、当時の生態系(せいたいけい)を知るための重要な手がかりとなります。

しかし、まだわからないこともあります。どの種類のトカゲがこの足跡を残したのか、今後の研究で詳しく調べる必要があります。

わかったこと!

  • ヨーロッパで初めてジュラ紀のトカゲの足跡が発見された。

まだ わかっていないこと

  • 足跡を残したトカゲの種類はまだわからない。

出典(しゅってん)

保護者の方へ(研究の背景と補足)
ジュラ紀は、地球の歴史の中でも非常に重要な時代で、恐竜が地球上で最も繁栄していた時期です。この時代には、今日の大陸の配置とは異なり、パンゲアと呼ばれる超大陸が分裂し始めていました。この地殻変動が、恐竜や他の生物たちに多様な生息地を提供したと考えられています。トカゲの足跡が発見されたアストゥリアス地方は、かつては海岸線に近く、湿地帯が広がっていた可能性があります。 トカゲの足跡の研究では、足跡の形状や配置を詳細に分析することで、当時の生物の行動や生息環境を推測することができます。例えば、足跡の深さや間隔から、その生物の体重や歩行速度を推測することができるのです。こうした分析には、現代の動物の足跡を比較対象として用いることが多く、現代の爬虫類や鳥類の足跡研究が役立っています。 また、ジュラ紀の生物多様性を理解するためには、化石だけでなく、こうした足跡化石(トレース化石)も重要です。トレース化石は、当時の生物がどのように動き、どのような環境で生活していたかを直接的に示す手がかりとなります。今回の発見は、ヨーロッパにおけるジュラ紀の生物分布や進化の歴史を解明する上で貴重な情報源となるでしょう。

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