鳥がV字編隊で飛ぶとき、空気力学的な利点があることは以前から知られていました。今回、ブラウン大学の研究者たちは、その利点の詳細について新たな知見を提供しました。

鳥がV字編隊を組む理由は、エネルギーを節約するためです。しかし、どのようにして具体的にエネルギーを節約しているのかは、長らく謎でした。研究者たちは、鳥の羽ばたきの角度に注目しました。

研究では、鳥がV字編隊で飛ぶ際に、羽ばたきをより平らにすることで、後方の鳥が前方の鳥の作る渦を利用しやすくなることがわかりました。これにより、後方の鳥は空気抵抗を減らし、飛行に必要なエネルギーを大幅に削減できるとされています。

この発見は、鳥の飛行メカニズムの理解を深めるだけでなく、航空機の編隊飛行の設計にも応用できる可能性があります。エネルギー効率の良い飛行方法を模索する上で、新たな手がかりとなるでしょう。

今後は、異なる鳥種や飛行条件での編隊飛行の効果をさらに詳しく調べることが求められています。