フランスのフォン・ド・ゴーム洞窟にある壁画の正確な年代が初めて明らかになりました。科学者たちは、これまで鉱物だけで構成されていると考えられていた黒い顔料の中に木炭を発見しました。この発見により、炭素年代測定法を用いて壁画の年代を特定することが可能になりました。
研究の結果、洞窟内のバイソンの絵は約13,000年前に描かれたことが分かりました。また、仮面のような図形の一部は、異なる時期にわたって追加されていたことが明らかになりました。
この発見は、洞窟壁画の制作過程やその歴史をより深く理解する手がかりとなります。特に、壁画が長い時間をかけて複数回にわたって描かれた可能性が示唆され、古代の人々の文化的活動の多様性を示しています。
今後の研究では、他の洞窟壁画にも同様の手法を適用し、さらに多くの壁画の年代を特定することが期待されています。未解明の部分も多く、さらなる調査が必要です。


