ろんぶんあつめ
小さなロボットの新発見

Autonomous Robots Smaller Than a Grain of Salt

発表: 2026/1/6#テクノロジー

小さなロボットの新発見

微小ロボットが自律的に動く

研究者たちは、塩の粒よりも小さな微小ロボットを作成しました。これらのロボットは、自分で周りを感知し、判断して動くことができます。光を使って動力を得ていて、微小なコンピュータを内蔵しています。動く部品を使わずに、電場という力を利用して泳ぐことができるのです。さらに、温度の変化を感じ取ることも可能です。プログラムされた経路に沿って進むだけでなく、複数のロボットが協力して作業をすることもできます。この発見は、微小なスケールでの自律ロボットの最初の例となります。これにより、様々な分野での応用が期待されます。

わかったこと!

微小ロボットが自律的に動き、協力することができる。

まだ わかっていないこと

今後、どのように応用できるかはまだわかっていない。

出典(しゅってん)

Maya M. Lassiter, Jungho Lee, Kyle Skelil, Li Xu, Lucas Hanson, William H. Reinhardt, Dennis Sylvester, Mark Yim, David Blaauw, Marc Z. Miskin. Microscopic robots that sense, think, act, and compute. Science Robotics, 2025; 10 (109) DOI: 10.1126/scirobotics.adu8009

保護者の方へ(研究の背景と補足)
この微小ロボットの研究は、ナノテクノロジーと呼ばれる非常に小さなスケールでの技術を活用しています。ナノテクノロジーは、1ナノメートル(1メートルの10億分の1)という微細な単位で物質を操作する技術で、医療や環境科学、電子工学など幅広い分野で応用が進んでいます。今回の研究で使われた電場を利用した推進方法は、電場がイオンや電荷を持つ分子を動かす力を利用しています。これにより、機械的な動く部品を必要とせずにロボットが移動できるのです。 また、光を動力源として使う技術は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換技術に基づいています。これにより、微小ロボットは外部からエネルギーを供給されることなく、周囲の光を利用して動作します。この技術は、例えば太陽電池のような再生可能エネルギーの応用と関連しています。 さらに、これらの微小ロボットが協力して作業できるという点は、スウォームロボティクスと呼ばれる分野と関連しています。スウォームロボティクスでは、多数のロボットが協調して複雑なタスクを効率的に遂行することを目指しています。これにより、例えば医療分野では体内での薬物輸送や病変部位の修復など、従来の技術では難しかった作業が可能になると期待されています。

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