ろんぶんあつめ
ブラジルの巨大ガラス発見

Massive Asteroid Impact 6.3 Million Years Ago

発表: 2026/3/1#地球

ブラジルの巨大ガラス発見

630万年前の衝突でガラスが形成

科学者たちは、ブラジルでとても大きなテクタイトのフィールドを見つけました。これは630万年前に、強力な地球外の物体が地球に衝突したときにできたガラスの断片です。このガラスは「ジェライサイト」と呼ばれ、最初に発見された場所であるミナスジェライスにちなんで名付けられました。ジェライサイトは、900キロメートル以上にわたって広がっています。これは南アメリカで起きた重要な古代の衝突イベントを示しているかもしれません。この発見は、地球の歴史を理解する手助けになります。テクタイトは、地球外の物体が地球に衝突したときに、地面の物質が高温になり、溶けて固まることでできる自然のガラスです。今後、ジェライサイトについてさらに詳しく調べる研究が計画されています。

わかったこと!

ブラジルで630万年前の衝突でできたガラスが発見された。

まだ わかっていないこと

ジェライサイトの詳細や形成過程はまだわかっていない。

出典(しゅってん)

Alvaro P. Crósta, Gabriel G. Silva, Ludovic Ferrière, Philippe Nonnotte, Eugen Libowitzky, Fred Jourdan. Geraisite: The first tektite occurrence in Brazil. Geology, 2025; 54 (2): 163 DOI: 10.1130/G53805.1

保護者の方へ(研究の背景と補足)
テクタイトは、地球に隕石が衝突する際に発生する非常に高温の条件下で形成されます。衝突のエネルギーが地表の岩石を瞬時に溶かし、空中に飛び散った後に急速に冷却されてガラス状の物質として固まります。この過程は、火山の噴火で溶岩が急速に冷えてガラス質の火山岩を形成するのと似ていますが、衝突の際のエネルギーはさらに大きく、より広範囲に影響を及ぼします。 ジェライサイトの発見は、地球の地質学的な歴史を解明する手がかりとなります。例えば、約6600万年前のチクシュルーブ衝突は、恐竜の大量絶滅を引き起こしたと考えられています。このような衝突は、地球の気候や生態系に大きな影響を与え、進化の過程にも影響を及ぼしました。 また、地球以外の天体でも同様の現象が観察されています。例えば、月の表面には、地球への衝突で形成されたテクタイトと似た、衝撃で形成されたガラスが存在します。これらの研究は、地球外の天体の歴史や進化を理解するための重要な手がかりとなります。 Q: なぜジェライサイトはそんなに広がっているの? A: 衝突の際に発生するエネルギーは非常に大きく、地表の物質を広範囲に飛ばします。そのため、ジェライサイトのようなテクタイトは、衝突地点から遠く離れた場所にも降り積もることがあります。

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