サンショウウオやオタマジャクシが失った四肢を再生できるのに対し、哺乳類はそれができない理由を解明しようとする研究が進んでいます。今回、スイスのEPFL(現マックスプランク研究所フリードリッヒ・ミーシャー研究所)のCan Aztekin氏らのチームが、酸素が四肢再生において重要な役割を果たすことを発見しました。
研究チームは、オタマジャクシとマウスの胚の切断された四肢を比較しました。その結果、細胞が酸素を感知する方法が再生の開始に関与していることがわかりました。具体的には、酸素感知のメカニズムが再生の可否を決定する要因であると示唆されています。
この発見は、再生医療の新たな可能性を開くと考えられています。酸素感知の仕組みを理解することで、哺乳類でも再生能力を引き出す手法が開発されるかもしれません。私たちの体の再生能力の向上や、再生医療の進展に寄与する可能性があります。
今後の研究では、酸素感知の詳細なメカニズムや、他の生物種における再生能力との関係をさらに探求する予定です。




