ろんぶんあつめ
発表: 2026/3/18#生き物

翼を持つ恐竜の謎

翼を持つ恐竜は飛べなかった

最近の研究で、羽(はね)を持つ恐竜が飛べなかったことがわかりました。この研究では、特別な化石(かせき)を調べました。化石には羽が保存(ほぞん)されていて、羽が生え変わる様子がわかりました。これにより、恐竜の一種であるアンキオルニスは、飛ぶことができなかったと考えられています。

飛ぶ鳥は羽がきれいに生え変わりますが、アンキオルニスの羽は不規則(ふきそく)に生え変わっていました。これは、飛べない動物に見られる特徴です。この発見は、羽を持つ恐竜が空を飛ぶことをあきらめた可能性があることを示しています。

この研究は、恐竜の進化(しんか)や生態(せいたい)を理解するのに役立ちます。恐竜の中には、翼を持ちながらも飛べない種類がいたことがわかったからです。

わかったこと!

  • 羽を持つ恐竜のアンキオルニスは飛べなかった。

まだ わかっていないこと

  • 他の羽を持つ恐竜についてはまだわからないことが多い。

出典(しゅってん)

Yosef Kiat, Xiaoli Wang, Xiaoting Zheng, Yan Wang, Jingmai O’Connor. Wing morphology of Anchiornis huxleyi and the evolution of molt strategies in paravian dinosaurs. Communications Biology, 2025; 8 (1) DOI: 10.1038/s42003-025-09019-2

保護者の方へ(研究の背景と補足)
この研究は、恐竜の進化と生態に関する理解を深める重要な手がかりを提供しています。アンキオルニスのような羽を持つ恐竜が飛べなかった理由として、羽の生え変わりのパターンに注目することは新しいアプローチです。飛ぶためには羽の生え変わりが規則正しく行われることが重要で、飛べる鳥は羽が均等に生え変わります。これは飛行中のバランスを保つためです。一方で、飛べない動物の場合、羽の生え変わりは不規則で、これは飛行能力が求められないためです。 関連する話題として、飛べない鳥の代表例にダチョウやエミューがいます。これらの鳥も羽を持っていますが、飛ぶことはできません。進化の過程で、飛行能力を失うことが生存に有利となる場合もあります。たとえば、飛行能力を捨てることで地上での移動や防御に特化することができるのです。 また、化石の研究は古生物学の重要な手法であり、特に保存状態の良い化石は進化の謎を解く鍵となります。化石の形態学的特徴を詳細に分析することで、過去の生物の生活様式や環境への適応を推測することができます。今回の研究もその一環であり、恐竜がどのように進化し、多様な生態を持つようになったのかを理解する助けとなります。

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