アメリカのタフツ大学のエンジニアたちが、まるで糸のように細くて目立たないウェアラブルデバイスを開発しました。このデバイスは、体の動きや曲線に合わせて曲がったり、伸びたりする糸状の集積回路で作られています。これにより、衣服に縫い込んだり、曲面に巻き付けたりして使用することが可能です。

この研究は、従来のウェアラブルデバイスが持つ「目立ちすぎる」という課題を解決するために行われました。多くの人が、健康モニターを日常的に使用する際に、見た目や装着感が気になるという問題がありました。

研究チームは、オーガニックエウテクトゲルを用いた電気化学トランジスタを利用して、糸状の三次元集積回路を開発しました。この技術により、デバイスは体の曲線に自然にフィットし、動きに追従できます。さらに、これらの回路は衣服に縫い込むことができ、目立たずに健康データをモニタリングすることが可能です。

この発見は、今後のウェアラブルデバイスの設計に大きな影響を与える可能性があります。特に、日常生活での装着感を損なわずに健康状態をモニタリングする新しい方法として期待されています。

今後の研究では、これらのデバイスの耐久性や長期使用時の性能についてさらなる検証が必要です。また、より多くの機能を持たせるための技術開発も進められています。