
発表: 2026/4/2#テクノロジー
空気で動くロボット筋肉
ロボットが重いものを持てる技術
アリゾナ州立大学の研究者たちは、空気を使ったロボットの「筋肉」を開発しています。この新しい技術により、ロボットは自分の重さの100倍まで持ち上げることができます。これまでのロボットは、モーターや電源が必要でしたが、これらのロボット筋肉は軽くて小さく、電源なしで動くことができます。さらに、このロボットは熱いお湯の中でも動けたり、ざらざらした表面でも使えたりします。このようなロボットは、さまざまな環境で活躍できる可能性があります。
わかったこと!
- 空気を使ったロボット筋肉が開発され、自重の100倍を持ち上げられることがわかった。
まだ わかっていないこと
- 今後、どのように実用化されるかはまだわからない。
出典(しゅってん)
Eric Weissman et al, Versatile artificial muscles by decoupling anisotropy, Proceedings of the National Academy of Sciences (2026). DOI: 10.1073/pnas.2529273123 Journal information: Proceedings of the National Academy of Sciences
もっと知りたい人へ
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保護者の方へ(研究の背景と補足)
アリゾナ州立大学の研究者たちが開発している空気を使ったロボットの「筋肉」は、実際にはソフトロボティクスの一種で、柔軟性と適応性を持つロボット技術の一部です。この技術は、自然界の生物からインスピレーションを得ており、特に筋肉のような動きを模倣することで、従来のモーター駆動ロボットでは難しかった動きを可能にします。空気圧を利用することで、軽量かつ柔軟な構造を実現し、電源が不要なため、エネルギー効率が高く、環境に優しいという利点があります。さらに、熱や摩擦に対する耐性を持つため、過酷な環境でも作業が可能です。ソフトロボティクスは医療用デバイスやリハビリテーション機器にも応用されており、例えば、患者の体に優しくフィットする義手や義足の開発が進められています。また、災害救助の現場でも、狭い隙間に入り込んで人命救助を行うなど、多様な用途が期待されています。