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13000年前の青色顔料発見

Ancient Blue Pigment Stuns Scientists

発表: 2025/12/9#地球

13000年前の青色顔料発見

古代の人々が青色を使っていた

研究者たちは、13000年前の遺物から珍しい青色の顔料、アズライトの痕跡を発見しました。この発見により、初期のヨーロッパ人が赤と黒の顔料だけを使っていたという考えが覆されました。アズライトは青い鉱物で、古代の人々が色を使うことに関して深い知識を持っていたことを示しています。また、この発見は消えた装飾様式や芸術的な実践があった可能性も示唆しています。これにより、氷河期の文化における人々のアイデンティティや象徴性を探る新しい道が開かれました。

わかったこと!

  • 13000年前の遺物から青色顔料が発見された。

まだ わかっていないこと

  • 古代の人々がどのように色を使っていたかはまだ不明である。

出典(しゅってん)

Izzy Wisher, Thomas Birch, Rasmus Andreasen, Elyse Canosa, Sara Norrehed, Solenn Reguer, Quentin Lemasson, Ester Oras, Kristiina Johanson, Tim Kinnaird, Thomas Birndorfer, Jesper Borre Pedersen, James Scott, Christof Pearce, Felix Riede. The earliest evidence of blue pigment use in Europe. Antiquity, 2025; 99 (408): 1464 DOI: 10.15184/aqy.2025.10184

保護者の方へ(研究の背景と補足)
アズライトは、銅を含む青色の鉱物で、古代から顔料として利用されてきました。アズライトの顔料は、13世紀のヨーロッパの絵画や中世の写本装飾にも使用されており、その美しい青色は多くの芸術作品を彩ってきました。興味深いことに、アズライトは化学的に不安定で、長い時間が経つと緑色のマラカイトに変化することがあります。そのため、古代の青色顔料の痕跡を見つけることは非常に珍しく、今回の発見は特に貴重です。 この発見は、色彩の使用が古代の人々にとってどれほど重要だったかを示しています。色は単なる装飾ではなく、社会的・宗教的な意義を持つ場合があります。例えば、青色は多くの文化で神聖さや高貴さを象徴することがあります。このことから、アズライトの使用は当時の人々の精神的な世界観や社会的地位を反映していた可能性があります。 また、顔料の製造や使用には高度な技術が必要です。鉱物を採掘し、粉砕し、適切な媒質と混ぜることで顔料を作ります。この過程は、古代の技術と知識の深さを示しています。今回の発見は、氷河期の人々が持っていた技術的な能力とその文化的な豊かさを再評価する機会を提供しています。

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