ろんぶんあつめ
発表: 2026/3/22#地球

世界最古の手形アート

67,800年前の手形が発見された

研究者たちは、インドネシアで67,800年前の手形のアートを発見しました。この手形は、世界で最も古い洞窟(どうくつ)アートとされています。手形のデザインは、爪のような形をしており、初期の象徴的(しょうちょうてき)な思考や、精神的な信念があったことを示唆(しさ)しています。この発見は、私たちの先祖(せんぞ)が少なくとも65,000年前にオーストラリアに到達した証拠(しょうこ)を強化するものでもあります。このようなアートは、私たちの初期の先祖たちの創造的(そうぞうてき)な生活についての貴重(きちょう)な情報を提供しています。

わかったこと!

  • 67,800年前の手形アートが発見された。

まだ わかっていないこと

  • 初期の人類の文化や信念についてはまだ不明な点が多い。

出典(しゅってん)

Adhi Agus Oktaviana, Renaud Joannes-Boyau, Budianto Hakim, Basran Burhan, Ratno Sardi, Shinatria Adhityatama, Andrea Jalandoni, Hamrullah, Iwan Sumantri, M. Tang, Rustan Lebe, Iswadi, Imran Ilyas, Abdullah Abbas, Andi Jusdi, Dewangga Eka Mahardian, Fadhlan S. Intan, Sofwan Noerwidi, Marlon N. R. Ririmasse, Irfan Mahmud, Akin Duli, Laode M. Aksa, M. Nur, Nasrullah Aziz, Sri Wigati, Iksam, Faiz, M. Sabri, Fardi Ali Syahdar, Eriani, N. A. Hidayatullah, Suryatman, Laode Darma, Nurmin, Laode Zulman, S. H. Sindara, Andi Muhammad Saiful, Pindi Setiawan, Adam Brumm, Maxime Aubert. Rock art from at least 67,800 years ago in Sulawesi. Nature, 2026; 650 (8102): 652 DOI: 10.1038/s41586-025-09968-y

もっと知りたい人へ

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保護者の方へ(研究の背景と補足)
この発見は、考古学や人類学の分野で非常に重要な意味を持っています。手形アートの発見は、初期の人類がどのようにして文化的および精神的な生活を営んでいたのかを理解する手がかりとなります。特に、シンボルやアートの創造は、抽象的な思考やコミュニケーションの能力を示すものであり、これが進化の過程でどのように発展したかを探ることができます。 洞窟アートとして有名なものには、フランスのショーヴェ洞窟(約3万年前)やスペインのアルタミラ洞窟(約3.6万年前)があり、これらも人類の創造性と精神性を示しています。インドネシアの手形アートはそれらよりもはるかに古く、アジア地域での人類の移動や文化の発展を示す貴重な証拠です。 また、オーストラリアへの人類の移動については、考古学的証拠が少ないため、こうした新しい発見が重要な役割を果たします。現在の科学技術、特に放射性炭素年代測定やウラン系列年代測定などの技術を用いることで、アートの年代を正確に測定し、これまで知られていなかった人類の移動経路や時期を明らかにすることが可能です。

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