ブラジルのサンパウロ州立大学科学技術研究所(ICT-UNESP)で行われた研究により、アジア原産の植物であるモリンガ(または白アカシア)が水中のマイクロプラスチックを除去する可能性が示されました。この研究は、ACS Omega誌に掲載されています。

マイクロプラスチックは、5ミリメートル以下の非常に小さなプラスチック片で、環境や健康に悪影響を及ぼすとされています。これを除去するための効果的な方法が求められていました。

研究では、モリンガの種子を使って水中のマイクロプラスチックを除去する実験が行われました。モリンガの種子は、従来の凝集剤であるアルミニウムと比較して、直接およびインラインろ過システムでの性能が評価されました。その結果、モリンガの種子はアルミニウムと同等、またはそれ以上の除去効果を示しました。

この発見は、モリンガの種子が自然で持続可能な水処理方法として利用できる可能性を示しています。特に、発展途上国や水処理施設が限られている地域での応用が期待されます。

今後の研究では、モリンガの種子を使った水処理の実用化に向けて、さらなる実験やコスト効果の評価が必要です。