地球が完全に凍結していたとされる「スノーボールアース」時代。しかし、最新の研究によれば、その時期でも地球の気候は意外に動的だった可能性があります。古代スコットランドの岩石を調査した結果、氷床が熱帯地域まで達していたことが明らかになりました。
スノーボールアースとは、約7億年前に地球全体が氷で覆われたとされる時代のことです。この時期、地球はまるで巨大な雪玉のように見えたと考えられていました。しかし、これまでの理論には疑問が残っていました。具体的には、完全に凍結していたのか、それとも部分的に凍結していたのかです。
今回の研究では、スコットランドの古代岩石を用いて、スノーボールアース時代の気候変動を調査しました。その結果、氷床が熱帯地域にまで広がっていたことが判明しました。さらに、気候は静的ではなく、年単位から数十年単位で変動していたことが示唆されています。
この発見は、地球の気候システムが極端な条件下でも動的であることを示しています。これにより、スノーボールアース時代の気候モデルが見直される可能性があります。また、現代の気候変動の理解にも新たな視点を提供するでしょう。
今後の研究では、他の地域の岩石を調査し、スノーボールアース時代の気候変動の詳細をさらに解明することが期待されています。

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