アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校の研究者たちが、シロアリを効果的に駆除する新しい方法を発見しました。彼らはシロアリの本能を逆手に取ることで、駆除効率を大幅に向上させたのです。
この研究の背景には、シロアリ駆除における化学薬品の使用が環境に与える影響が問題視されていることがあります。従来の方法では、広範囲にわたる有毒なガスを使用する必要がありました。
研究者たちは、シロアリが食べ物と認識する天然の松の香り「ピネン」を利用しました。この香りを使って、シロアリを木材に隠された殺虫剤のもとへ誘導することに成功しました。その結果、駆除率は約70%から95%以上に向上しました。
この発見は、環境に優しいシロアリ駆除の新しい方法として注目されています。広範囲な有毒ガスの使用を避けつつ、効率的にシロアリを駆除できるからです。
今後の研究では、他の害虫にもこの方法が応用できるかどうかが検討される予定です。

