コーンスターチはスープをとろみ付けたり、手作りシャンプーの基材として使われたりしますが、それだけではありません。特定の条件下では、物理法則を超越するような性質を示すことがわかりました。コーンスターチを水と混ぜると「ウーブレック」と呼ばれる形状変化する物質ができ、これは非ニュートン流体に分類されます。力を加えるとその状態が変化します。

この研究は、コーンスターチと水を混ぜたウーブレックが水に当たるときにどのような挙動を示すかを調べるために行われました。ウーブレックは、力を加えるとその粘度が変わる特性を持つため、どのように動くのかが興味深い課題でした。

研究チームは、ウーブレックの小滴が水面に落ちる際の挙動を観察しました。その結果、ウーブレックは5つの異なる動きを示すことがわかりました。具体的には、ウーブレックは水面に当たるときに、跳ね返る、沈む、広がる、縮む、そして再び跳ね返るという動きをします。このような挙動は、ウーブレックの非ニュートン流体としての特性によるものです。

この発見は、非ニュートン流体の理解を深めるだけでなく、工業的な応用にもつながる可能性があります。例えば、衝撃を吸収する素材の開発や、液体の流れを制御する技術に応用できるかもしれません。

今後の研究では、ウーブレックの他の特性や、異なる条件下での挙動をさらに詳しく調べることが期待されています。