6500万年前、恐竜と共に絶滅した古代の海の生物、アンモナイト。その絶滅の原因が小さな卵にある可能性が示されました。アンモナイトは多様な種を持ち、過去の大量絶滅を何度も生き延びましたが、最後の大量絶滅では生き残れませんでした。

この研究は、オックスフォード大学の進化生物学者マイケル・シュムツァー氏によって行われました。彼は、アンモナイトとオウムガイの生存戦略の違いに注目しました。アンモナイトは非常に小さな卵を産むため、幼生の段階で生存が難しかったと考えられています。一方、オウムガイは比較的大きな卵を産み、幼生がより安定した環境で成長できたとされています。

この発見は、絶滅の原因を探る新たな視点を提供します。アンモナイトの卵のサイズが、環境の急激な変化に適応できなかった理由の一つと考えられます。これに対し、オウムガイは卵の大きさと生育環境の違いにより、絶滅を免れた可能性があります。

今後は、他の絶滅した生物の卵のサイズや生育環境を調べることで、絶滅のメカニズムをさらに解明することが期待されています。