ろんぶんあつめ
発表: 2026/4/2#地球

アメリカの古代サイコロの発見

1万2000年前の賭け事の歴史

1万2000年前、アメリカの先住民(せんじゅうみん)はすでにサイコロを作って使っていたことがわかりました。このサイコロは「バイナリー・ロット」と呼ばれ、原始的なコインのように、運を試すゲームで使われていました。この研究によると、これらのサイコロは偶然にできたものではなく、さまざまな地域や文化で使われるために、慎重にデザインされた道具であることが示されました。サイコロは、遊びだけでなく、運を決めるための重要な役割を果たしていたのです。この発見は、古代の人々がどのように遊びや賭け事を楽しんでいたのかを知る手がかりになります。

わかったこと!

  • 1万2000年前に先住民がサイコロを作っていた事実がわかった。

まだ わかっていないこと

  • 古代のサイコロの具体的な使用方法はまだわかっていない。

出典(しゅってん)

Robert J Madden. Probability in the Pleistocene: Origins and Antiquity of Native American Dice, Games of Chance, and Gambling. American Antiquity, 2026; 1 DOI: 10.1017/aaq.2025.10158

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保護者の方へ(研究の背景と補足)
サイコロは古代から人間の文化に深く根ざしており、その起源は驚くほど古いです。今回の研究で明らかになったアメリカ先住民の「バイナリー・ロット」は、サイコロの原型と言えますが、これは単なる遊び道具ではありませんでした。サイコロを使ったゲームは、運を試すだけでなく、社会的なコミュニケーションや儀式的な意味合いを持っていた可能性があります。興味深いことに、サイコロのようなランダム性を利用する道具は、世界中のさまざまな文化で独立して発展してきました。例えば、古代エジプトやメソポタミアでもサイコロが使われていたことが知られています。これらの道具は、数学的な確率の概念が形成される以前から、人々がランダム性を楽しみ、利用していたことを示しています。また、現代の確率論や統計学の基礎を考える上でも、こうした古代の道具は貴重な手がかりとなります。子供が「どうしてサイコロは六面体なの?」と聞くかもしれませんが、これには多くの理由があります。六面体は均等に重心が配置されるため、出る目の確率がほぼ均等になるからです。

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